「つゆどき」の荒れた天気の中で一生懸命咲いたのだ。
例年だと山荘のまわりには10本くらい咲いて6月の「花だより」の主役になるのだが、今年は1本だけがさみしく咲いた。
1本の心細そうな枝に2つの花をつけ、最後まで「しっかり」と咲いて「花ビラ」は散っていった。
「生命」の力強さは「はげしい風雨」にたえていたので「ケイタイ」のカメラに何回となくおさめた。
今年は「いのしし」が現れた様子はない。
「ゆりの根」を好物としているので、「そのエジキ」にあったわけではないが、「小さな」「カレンな花」が一本だけというのは「さみしいかぎり」の自然の「おくりものである」。
坂道の「手のとどく」場所にあって誰にも折られることなく咲き続けたことは「来年」への期待がもてそうだ。
明日からは「つゆのハレマ」が続きそうだ。