夕食後の「花火ショー」は、大人も子供も楽しんでいただいた。
山荘の朝、夕の温度は、街の中と比べると3~4度低い。この温度差は、山荘をおとずれる方たちにとって最高の「おもてなし」となったようだ。
その涼しさの中で、パチパチと小さな炎ではじける線香花火を手にした子らの「きんちょう」した「カラダ」は、くらやみの中でもはっきりとわかる。
わずか数秒感の「炎」との対話に「言葉」はないが、「思い出」となって「心の日記」にきざまれることだろう。
ことしは、「虫」を追う「子ら」もすくなかった。
山荘のスタッフが用意した「虫カゴ」の中に、一度は「つかまえた」虫を入れるが、翌日になると「カゴ」から草むらの中に放して帰る「やさしさ」がみえた。
「再会」を約束して「ハイタッチ」をするスタッフの動きにも「のんびり」とした自然の中の空気がある。
今年の夏のあつさは、連日ニュースで伝えられたが、「山荘」をおとずれて街の中とは異なる「目には見えない」・・・「なにか・・・」を感じていただければ幸いである。
いつの間にか「心のふるさと」とよばれるようになった「山荘」のまわりの木々に「秋」の風がふれている。