メイン料理を仕上げるころは気分も高揚し、オーブンの熱も加わって顔がまっかになるほど「ほてって」いる。それが冷やされるのに充分な外気の寒さは「ひんやり」として気持ちがよい。
レストランの屋根ごしに見える「月」は欠けてするどく光り、いくつかの星がよりそっている。
この時間には、まだ「たくさんの星」は見えない。街の方のあかりがまだ多すぎるのだ。
星に見えたひかりの点滅は「夜間飛行」のテールランプで東西にわかれて消えていく。
かすかな「バク音」だけが残っている。
夜空のショータイムにはまだ時間が早い。
「満天の星」がみられるのは、深夜から早朝にかけての「おやすみどき」だ。
若し、この時間に「目が覚めたら」、ベランダからでも見ることができるので「どうぞ」と、おすすめしている。
翌朝、「星がきれいでした」「幸わせな気分です」などお言葉をいただくとうれしくなります。