いつのまにか「ちょうちん」をつける角棒が道路に並ぶ。
電球の配線はまだされていないが、「まつり」の日が近づくにつれ少しづつ準備がすすむ。
この日のために山里の若者たちが「村」にもどってくる。
毎年くりかえされる「山里のまつり」は地味だが、地元の人たちにとって「大きなイベント」だ。
「まつり」のシンボル、屋台はまだ倉庫の中にあり出番を待っているが、「タイコ」や「フエ」の音色にさそわれて、雄姿をみせる日が近い。
屋台を「ひきまわす」人たちは少ないが「モーター」のおかげで坂道も心配はない。
道路に咲いた「コスモス」も「まつり」の日を待っている。