老木の桜の枝には「山荘」名物「7月のウグイス」が動きながら名声を聞かせている。
それに答える仲間の「なき声」も落ち着いていて成熟しきったもの同志の競演だ。
「7月」の「ウグイス」の声はめづらしいので「さすが山奥ですね…」と、おほめ…の言葉をいただく……
ウグイスにとって住み心地がよいかは朝、夕のさわやかな風が長居(ながい)をさせる原因かも知れぬ。
「カラつゆ」…と思っていると「大雨」が降ってあわてさせられるが、天候ばかりは「先」がよめない。
「カラつゆ」の年は猛暑が続くとか……
朝と夕方が冷える「山の空気」を期待するしかないが、夏が来なければ「秋」が来ない。
「わずか」1ヶ月半の「夏のあつさ」ガマンをすることにした。
「涼しさのある」「山の空気」と仲よくなって夏をむかえる………