「山荘」で年末をすごし、そして新年を迎えるというお客さまが年ごとに増え、「山荘」でお知りあいになったお客様どうしが、この場所での再会を約束して山荘を後にされていく。
山荘がオープンして16年目を向かえる。
昼のランチタイムには「小さなグループ」の食事会がある。自然の中で「おしゃべり」を楽しむのは、「お正月の接待づかれ」の奥さまたち。次回は「泊まり」で来ようと「コタツ」のある部屋がすっかりお気に召したようである。
今、山荘のまわりの木々の葉は落ちて殺風景であるが、この冬の景色が好まれるのも、自然の楽しみ方のひとつであろう。
冬が来なければ春は来ぬ。やがて木々に葉がついてくるのを待つのも、冬の間の寒さを「ガマン」する「ヒケツ」であろう。
そう思えば、寒さも実に気持ちのよいものだ。