夜になるとたくさんの星の天体ショーが見られる。
寒さが気になるが、これがすぎねば春は来ぬ。
レストランのベランダに出ると、見通しのきく雑木林が見える。
全べての葉が落ちた雑木林は、木々の間から地面まで見えるので、これもまた美しい景色のひとつである。
この雑木林の木々は「山荘」のオープン時に植樹したもので17年ぐらいの間に大きく成長した。
木の成長は早く、すっかり「山荘」の風景の中になじんでいる。
宿舎棟のまわりの「山茶花」が今が満開、花の少ないこの季節のゆいいつの花のニュースとなる。
来荘された方たちの会話の中で「次は桜の咲くころ」に来ますと、春を待たれる気持ちがこもる。
今年もよい年でありますようにと祈りつつ、ベランダの風車がゆったりとまわっている。