■エスコフィエ協会研修センター「三鞍山荘」
日本エスコフィエの「研修センター」として参加しました「エスコフィエ生誕160周年記念晩餐会」は、10/28(土)、10/29(日)の両日、大勢の方の出席をいただき盛会のうちに終了いたしました。
私たち料理人が「フランス料理の師」と仰ぐエスコフィエがフランス・ニース地方の小さな「町」に生まれ、160年たった今でもその生誕が祝われ、このような「食事会」が開催されるとは夢のような話です。
「献立」の内容は、文章で見ますと、それほど「豪華」と「華やかさ」はありませんが、エスコフィエの著書「ル・ギード・キュリネール」の中から抜粋され「世界共通メニュー」として使用されました。
<世界共通メニュー>
コンソメ・シュゼット
ノルウェー産サーモン ロワイヤル風
仔羊のノワゼットファヴォリート風
ポム・アンナ
ペーシィ ネリー・メルバ
セイヴォリ
ミリヤルディーズ
報告によりますと、東京のホテル・オークラ・アスコットホールでの晩餐会もたくさんの出席者でにぎわったようです。しかし、今回参加した世界中のホテル、レストランで出される料理は、この日だけが「エスコフィエの料理」ではなく、その技術を基本として、いつまでも後輩たちに受け継がれていくのです。「基本に忠実に」が合言葉です。
p.s.
日本エスコフィエ協会としましては、先日フランスのニースで開催された国際決勝大会に出場させた小川次郎君(シェラトン・グランデ・トーキョーベイホテル。第3回エスコフィエフランス料理コンクールの優勝者)が本部主催の大会でも優勝をいたしました。重ねてうれしいことです
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