三 鞍 の 山 荘
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一日一組の完全予約制レストラン

 28才で帰国。スイスの仲間の一人が浜松にいて、この友人の誘いで浜松の大きなレストランの料理長になる。「浜松にはフランス料理店は根付かないし成功しない」と噂をされる中、11年間無事に勤めることができた。1972年フランクフルトで行われた世界料理オリンピック大会に日本人チームの一員として出場、「優勝」したことやテレビなどに出演したことも自分一人ではなく、常に周りの人たちに助けられて実現した夢であった。

 やがて独立。自分の店として営業するレストランは決して順風満帆とはいかず、苦労はするが、それはまた楽しみであった。 不運にも水害に遭った時をきっかけに場所を移して開店する店を、「一日一組、完全予約制レストラン」として営業をはじめる。料理をつくるのもサービスをするのも、自分が全てやりたいという願いを込めて始めた店は、テレビの取材もあり、「ドキュメンタリー」で1時間全国放送となった。この日を境にして、3年先までも予約が入るようになる。そのころ始めた料理教室は、毎日が満席で、順番を待つ人が出る程にぎわったのである。 夢が実現すれば次に何かを求める。それがエネルギーとなって別 の夢に結びついていくのであるが、そこに結論をみたのは閉店したいという願いであった。

 せっかく「繁盛」しているのに「なぜ?」と言われたが、何年も先が予約されるということは「今日は終わる」という感情で仕事する「ただ片付けた」というこの気分に耐えられなかった。 閉店の理由に「田舎に行きたい。そして野菜づくりや素材づくりをしながらレストランをやる」というとんでもない、無理やりとってつけたようなことを言っての、次なる夢への挑戦であった。



さらなる夢をもとめて森町へ
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